頭部の多汗症

暑い夏ならまだしも、冬場でも、またクーラーや涼しい場所でも一人だけ頭から汗が吹き出てしまう・・・電車の中や、人前ではとても気になってしまいます。止めようとしたり、恥ずかしく思えばおもうほど汗は止まらず不安や緊張がさらにあおってしまいます。
頭部の汗も全身でなく、手汗や足汗、脇の下の汗、顔面の汗と同じく、身体の一部から異常に汗の多く出ることを局所性多汗症または限定性多汗症といいます。
病院では汗を抑える内服薬に神経遮断薬や抗不安薬が処方されます。これらで効果のない場合、または神経遮断薬では喉の渇き、瞳孔が開いて目がかすむ、便秘、動悸などの副作用、抗不安薬では眠気やだるさ、依存性等の副作用、または怖くて服用できないという方が漢方の相談にみえます。
漢方では体や心の乱れを整えることによって気、血、水の巡りを正常化していき多汗症を治していきます。

頭部の多汗症は精神性発汗といわれ緊張など心の変化に影響されることが多いとされ、周りの人目を気にするとさらに発汗してしまいます。
ですからまずは精神面をほぐす柴胡剤の漢方薬やミンハオを体質に合わせます。
水太りやぽっちゃりしていたり色白だったりしてれば、肌をひきしめるような意味で黄耆剤をいれます。
また疲れやすかったり、気力がなかったりすれば補気薬を加えます。
これらをベースにしてあとは食生活の見直し、女性であれば特にホルモンバランス等を考え必要ならば漢方薬を追加していきます。

多汗症に効果のあるツボ・・・合谷(ゴウコク)
                  手の甲側の親指と人差し指の間のツボです。体の水
  分量を調節し、熱を鎮めます。多汗症の汗や体のほ                                              てりに効果的です。合谷は万能のツボであり、他にも
                  頭痛、歯痛、鼻炎、喉の痛み、便秘、生理痛にも有効                         です。
                  復溜(フクユ)
                  内側のくるぶしから指3本分上にあるツボです。体内                     の水分代謝を調節し、汗を抑える効果があります。                                足のむくみ、生理痛、冷え症にも効果的です。