ワセリンについて(保湿剤について)

乾燥肌でカサカサ、ゴワゴワのアトピーや皮膚病の方が多くなっています。エアコンの普及、食生活の変化、長期にわたるステロイドの使用など、原因は様々です。
アトピー、皮膚病を治すとき、やはりスキンケアはかかせません。もちろん中から漢方薬と食養生で治していくのですが、外気に直接触れ、また内の水分を保持するためにやはり皮膚のバリア機能は必要です。
そこでよく目にするのが、病院でもらっているワセリン。ときにはご丁寧?にステロイドも混ぜているところもあります。
ワセリンは100%油分です。油ですから塗っても肌の内部には吸収できなく、いつまでも肌上にのこっています。さらにベトベト。昔ボクシングの試合で目の上とか切って塗ってたのがワセリンです。傷を覆うのです。蓋をするようなもの。で、考えてみてください。アトピーや皮膚炎の方がこのワセリンを塗るとどうなるか??
ワセリンは先述べたように、蓋をするようなものです。ですから身体から体温を放出しているのを妨げていることになります。ですから肌に熱や炎症のある方が塗ると、熱がこもってしまい、ほてりや熱感が強くなり痒みが増してしまいます。ですから、このようなアトピーの方や皮膚炎の方はワセリンを使用するのでなく、保湿効果のあるローション(瑞花露ローション)でしっかり肌に潤いを与えてその後皮脂膜に近いクリーム(瑞花露クリーム、リスブランナチュラルスキンオイル)等で保護してあげることが大事です。
ワセリンは保湿の効果はありません。身体の水分が逃げないように油の膜をつくるものです。ですから敏感肌の方は逆にそれで炎症をおこしてしまうこともありますので気をつけましょう。ご老人の方に多い肌も紅くなく、粉をふいたような冷え症の皮膚にはいいかもしれませんが・・・