脂漏性湿疹②

 

脂漏性湿疹は、皮脂が過剰に分泌することで、その中にカビの菌、マラセチア菌が繁殖し皮膚の炎症を引き起こしてしまう湿疹です。このマラセチア菌は誰の皮膚にも存在する常在菌ですが、普段なら繁殖することない菌が、皮膚のバリア機能が弱ると増えて炎症を起こしてしまいます。
発症する場所は、眉毛、頭部、耳の中、後ろ、胸、陰部、わきの下、鼻の両側、髪の生え際などで、症状としては赤み、かゆみ、フケ、ニオイ等です。
原因は甘いもの、脂ものの食べすぎ、疲れ、ストレス、精神病、女性に多いのがホルモンの乱れ等です。
病院では真菌剤のほかにステロイドが処方されますが、ステロイドは脂漏性湿疹の原因菌のマラセチア菌を減らすことはなく、むしろ使用することで皮膚のバリア機能は低下しますので、結果的には悪化すると思われます。皮膚が赤い、痒いの一時しのぎでなんでもステロイドを使用する皮膚科がありますが、問題だと思います。
漢方薬は脂漏性湿疹には有効です。今の症状を緩和することから、その先原因となっている皮膚のバリア機能を高めてあげることができます。生活習慣、食養生とあわせて指導させていただきます。


まずは脂漏性湿疹の皮膚の具合から
A・血熱風盛型・・・顔面、鼻、眉毛、口の周り、あごに紅斑
B・湿熱旺盛型・・・前頭部、特に額、眉毛に油脂性の痂皮、滲出液がでる
C・血虚風燥型・・・乾燥性で頭部にフケ様が毛のはえぎわに多く、脂漏性湿疹がみられる
にわけて、漢方薬を処方していきます。かゆみや赤みがひいてきましたら体質改善の漢方をおすすめします。
また、スキンケアの大切です。特に毛穴を清潔にするため、瑞花露ソープをご使用ください。洗浄のあと、五行草・五涼華の水溶液でパックしていただくと効果的です。