乾燥肌その②

水分不足による乾燥肌
老化、過労、衰弱等によって体の水分(潤い)が不足していることを「陰虚」といいます。体内の水分が十分に体全体に巡らなくて、皮膚が乾燥している状態です。
老化すると誰でも皮膚が乾燥しがちになりますが、若い方でもあらわれるのは、体質や心身の過労によるものがあります。
手足がほてる、のぼせやすい、頬に赤みがある、唇や舌の色が赤みが強い、口の中が乾燥する、午後になると体が熱っぽくなる等の症状がみられます。五臓のうち腎が弱った腎陰虚といわれる状態です。
治療法
五臓の腎を強めて、体にうるおいを取り戻すことです。腎を強化する食べ物は、黒いものやヌルヌルと粘りのあるもの、黒豆、黒ごま、玄米、シイタケ、コブ、ひじき、山芋、納豆等などです。また野菜や果物はほてった体を冷ましてくれますので積極的に摂りいれます。
漢方薬では、六味地黄丸の加減法の処方を用います。同時に視力の衰えや目の疲れ、白内障などの障害のある方は、杞菊地黄丸、気管支が弱く、アレルギー体質の方は、八仙丸、動悸がして睡眠障害がある方は、天王補心丹、のぼせが強く唇や舌の色が赤い方は、知柏地黄丸が適しています。

④老化の冷えによる乾燥肌
老人にみられる乾燥肌は、冷えとエネルギー(代謝)不足によるものが多く、腎陽虚といわれます。腎が老化で衰えて体のエネルギーを生産する力が弱いために冷えて、皮膚が乾燥してしまします。おもに背中、足のスネ、腕の皮膚が乾いて、かゆみを伴います。
治療法
この場合も五臓の腎の強化をして体に潤いを与えるようにします。③の場合の乾燥肌と違い、体を中から温めるようにします。
漢方薬では、金匱腎気丸と当帰飲子を併用し、スキンケアをあわせます。

 

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