乳児のアトピーの治し方

乳幼児は、皮膚をふくめた呼吸器系と胃腸などの消化器系の二系が弱いことが多く、中医学でいうところの「脾肺両虚」の証の子供が多くみられます。
症状は、皮膚湿疹のほかに、鼻アレルギーや気管支喘息などの、一連の呼吸器系のトラブルを伴うことが多く、また、下痢や緑便、お乳を吐く、食欲がないなどの消化器系の異常を伴うことが多くみられます。
漢方薬の使い方としては、乳幼児の場合は、「肺」の強化と「脾」の強化をおこないます。
基本処方としは衛益顆粒という処方があります。これで「脾」「肺」を同時に補強してくれます。
子供でも「腎虚」の証がみられることがあります。多くは腎虚の親から生まれた子供にみられます。いわゆる遺伝です。子供にみられる「腎虚」の症状は、歯や骨の発育の悪いこと、病気にかかりやすく、かかると治りにくい(免疫力の低下)、耳の炎症を起こしやすいなどです。子供の腎虚にはよく六味地黄丸がつかわれますが、アトピーも絡んでいる場合は六味地黄丸に「肺」の働きを強める作用のある麦門冬と五味子を加えた「八仙丸」がよいでしょう。胃腸の弱い子が多いので、健脾薬を足すことが多くなります。
ただ、最初、紅斑(赤み)が強く、ただれていたりして症状の強いときは、まずその炎症を先にとらなくてはいけませんので、清熱解毒の五涼華を服用させます。
いずれにしても、個々によるオーダーメイドで対応していかなくてはなりませんので、ご相談下さい。

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