アトピー性皮膚炎の正しい診断

病院でも「かゆみを伴った湿疹症状」という点のみを拡大解釈して、なかなか治らない湿疹をアトピーと誤診してしまうケースがまれにあります。
アトピー性皮膚炎の正しい診断基準
①患部にかゆみがあること
②次に、湿疹の特徴。発疹の時期によって二通りに分けられる。
  a・急性の場合 紅斑(赤み)、丘疹(ブツブツ) 滲出(ジュクジュク) 皮むけ、痂皮(カサブタ)などがみら
    れる 
  b・慢性の場合 皮膚が赤く、硬くなる。病変部はザラザラし、肌の苔癬化(ゴワゴワ)、鱗屑(皮むけ)がみ
     られる。激しいかゆみを伴うブツブツが表れ、掻き壊しが多い。
③湿疹の分布場所
  アトピー性皮膚炎の発症しやすい部位は、額、眼のまわり、口のまわり、口唇、耳のまわり、頚部、手足 
  の関節部の内側、そして体幹。特にアトピー性皮膚炎に顕著な特徴は左右対称です。たとえば右手の関
  節内側にできている湿疹と同じような症状が左手の関節内側にもある
④年齢による特徴
  ・乳幼児・・・・・・頭、頸部に発症が多い
  ・幼小児期・・・・頸部、手足の関節部に多い
  ・思春期・成人期・・・上半身(頭、顔、頸、胸、背中)に多い
⑤症状の経過で判断する
  悪くなったり良くなったりするのがアトピー性皮膚炎の特徴。その際、新旧の皮膚症状が混じる。

アトピー素因(①家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれか、  あるいは複数の疾患)、または②IgE抗体を産生し易い素因)をもったうえで、以上の5項目を満たすものー
この状態をアトピー性皮膚炎と診断するのです。患部を診て、ちょっとした問診をする程度では、簡単に判断が付く疾患ではないのです。

半田の漢方相談薬局 漢方のジロー http://jirou-kanpou.com/