腰の痛み

腰痛
痛みのことを中医学では「痺証」といいます。
痛みの症状発生からの経過期間で、急性もしくは慢性(継続性、反復性のあるもの)を判断し、治療方針を選びます。一般に急性の腰痛をくり返していると慢性の腰痛になっていきます。

腰の痛みとは?
腰痛とは、腰の片側あるいは、両側が痛むことで、原因によって様々な疼痛が発生します。腰は腎の府(集中する箇所)との関連が深いといわれています。
急性の腰痛は外因(寒さ、湿度、外傷等)によって発症することが多いですが、疲労やストレスなどがベースになっていることがあります。急性であっても体の内部にも目を向けることが必要です。

腎虚と腰痛のはなし
腰痛は、加齢(主に40歳をこえてくると)・老化・過労・不規則な生活・過度の性生活・慢性病などにより、腎の精気が不足して、府である腰を養うことができないために発生することが多いといわれています。腎虚による腰痛がより進行すると、陽気の不足が明らかで虚寒を呈する腎陽虚、陰精の不足が明らかで虚熱を呈する腎陰虚、さらに腎の陰陽両虚へと移行していきます。
このことから中医学では40歳を超えた腰痛には、まず補腎薬をベースに処方していきます。