梅雨と夏の腰痛対策

ジメジメしたこの季節、湿のからむ腰痛をはじめ痛みのご相談が増えています。

中医病理学では、湿邪は陰邪にあたり、陰が過剰の状態が続くと陽気を傷つけます。陽気が弱くなると、侵入した寒湿の邪気が更に悪さをし、腰痛、関節痛などの症状がひどくなる、いわゆる悪循環に陥ります。腰痛は梅雨の季節に限らず、真夏でもよく見られます。なぜなら、冷房による、冷気、寒気が、春夏の陽気で開いている毛穴から直接体の内部に侵入し、こわばりやだるさ、身体が重いあるいは鈍い痛みなどの症状を引き起こすからです。

また、アイスクリームや冷たい飲料などをたくさん摂取することにより、体の内部からも寒湿の邪気を広げています。
 
梅雨の季節と蒸し暑い夏に、体の外から季節はずれの人工的に作られた寒冷気、内からは胃腸に直接影響する生ものや冷たいもの、これら内外合邪の挟み撃ちにより、体の正気は弱まり、陽気不足の諸症状をはじめとして、様々な不調が引き起こされます。
 
中医学では、袪邪(風寒湿邪気を除去)と扶正(補腎助陽・補血益気)の両面から対応します。
 
店頭相談の現場からは「独歩顆粒」「婦宝当帰膠」で梅雨時期と夏場の腰痛に上手に対応できたという声が届いています。
 
「独歩顆粒」は(1)袪風寒湿・止痛と(2)補腎陽・補益気血で扶正袪邪し、寒冷性・腎虚型腰痛の主役をなしています。
 
一般的に、「独歩顆粒」の力を十分に発揮させるためには、活血剤の力を借りることが多くあります。また経絡、筋肉、関節の痛みには「独歩顆粒」と、海風藤や食用蟻など通絡作用や正気を高める作用のあるもので、対応をします。
 
「独歩顆粒」「婦宝当帰膠」は、いつも寒がる人、冷えのある女性、中高年の腰痛に対応できます。冷え症の方は体質的に陽気が弱く、腎陽虚、あるいは肝腎虚弱の方が多く見られます。
寒湿型や腎虚型の腰痛あるいは臀部から大腿部にまで及ぶ苦痛は、骨や関節よりも筋・筋膜・筋腱の痛みが中心です。肝は筋を司り、故に、肝血不足は筋の滋養ができず、痛みの改善を妨害します。
補肝血と温める力を増すために、「婦宝当帰膠」を使用します。
 
中医学では「冬病夏治」という考え方があり、特に痺証の対処を春夏に積極的に取り込みます。
 
従って、冷え症を特徴とした寒湿型や腎虚型の腰痛対策と体質改善には、今から取り組んで、梅雨の季節における腰痛を克服し、夏場の腰痛を予防していくことが望ましいでしょう。
  

中医学講師 秋本 佳媛より
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