流産②

流産に対する中医学の基本的な考え方

1、中医学からみる流産
中医学では、妊娠28週前、胎児はまだ独立に生存する能力が持っていない時期に母体から排出されることを流産と位置づけしています。墜胎。小産。
3,5,7の奇数律で妊娠50日、70日、90日の前後に流産者が多くなっています。
胎動不安・・・妊娠後、腰がだるく腹痛を伴い、胎児が動いたり下垂したり、ひどい場合少量の性器出血がみられること
胎漏・・・・・・・自覚症状がなく、少量の性器出血のみ
2、臨床症状
妊娠期間少量出血、腰痛、腹部の下垂感、腹痛。胎動不安。ひどくなると墜胎または小産がおこる。

1、腎気虚型
症状・・・・妊娠期間に量少の胎漏あり、色は淡紅、腰痛や疲労感があり、小腹下垂感がある
流産歴があり、舌質淡苔白
治則・・・・補腎安胎
方薬・・・・双料参茸丸、参馬補腎丸、田七人参

2、脾虚型
症状・・・・妊娠期間小腹堕痛、または量少の胎漏、色は淡紅、便は下痢気味、食欲不振
舌質淡苔白膩
治則・・・・健脾益気 補腎安胎
方薬・・・・心脾顆粒、補中益気湯、田七人参

3、陰虚型
症状・・・・妊娠期間性器出血、色は鮮紅、血塊なし、舌質淡紅または裂紋
治則・・・・滋陰補腎、養血安胎
方薬・・・・二至丹、杞菊地黄丸

*肝鬱、瘀血が兼ねる時あり