「冷え」は子宮や卵巣の働きを鈍らせます

妊娠に必要不可欠なホルモンは、脳や卵巣から分秘されて、血液の流れによって体の中にめぐります。体が冷えた状態になると血液が滞り、卵巣や子宮機能が低下する可能性があります。あたためるのは、体の外だけでなく中が大事です。外側をあたためるのは衣服の調整で、体を締め付けるものは血行不良の原因になるので避けて、短いスカートはやめて特に下半身が冷えないように下着等も気をつけてください。
体の内側からあたためるのは、まず大事なのは食事です。冷蔵庫から取り出した冷たい食べ物や飲み物は避けて、甘いもの、生のもの、油ものは控えましょう。煮物中心の食事でかぼちゃ、芋、蓮根、栗、豆腐、生姜、黒ゴマ、黒まめ、赤身肉、レバー等をとりましょう。
中医学では冷えの原因について、主に「気血(きけつ)」の問題だと考えます。「気」と「血」は気っても切れない仲間であり、気が血を暖め、気が血を動かすので、「気」と「血」が体の「温水暖房」を司っており、「血」が不足したり、滞ったりすると、「暖房」の効きが悪くなり、体が冷えてしまうのです。従いまして、「気血」を補い、「血流」をよくすることができる漢方薬は冷えを解消し、子宮、卵巣の血流も改善してくれるので、結果、卵の質もよくなり、着床もしやすくなります。