検査で卵巣年齢が高いと言われた方

 

最近テレビ、雑誌でもよく卵巣年齢、卵の質という言葉を耳にするようになりました。病院でもAMH(抗ミュラー管ホルモン)といって、卵巣内に残っている卵子を含んだ卵胞の数を予測した値を検査することが増えてきました。この検査の結果でおおよその自分の卵巣年齢が予測され、結果がよくなく涙を浮かべて店頭に相談にみえる方もみえます。
AMHの検査の結果が高くでたからといって、絶望的になることはありません。卵巣に残っている卵の数が少ないと予測されるだけで、卵の質が悪いというわけではないのですから・・
検査結果の悪かったかたは、年齢にかかわらず最高の「腎」の働きを補う補腎薬の漢方薬をおすすめします。
中医学で「腎」とは生命エネルギーの源である「精」を蓄える臓器で、成長、発育、生殖、老化等に関与している臓です。「腎」が弱ると妊娠力の低下、精力減退、卵巣機能低下、黄体機能不全、月経不順、月経停止、早発閉経等の状態がでやすくなります。この「腎」の働きを補う「補腎、補血」作用のある漢方薬を服用し、低下している視床下部や、脳下垂体、卵巣の自然な働きを促し、卵巣力、子宮力を上げていきます。
同時に子宮、卵巣の血流(微小循環)をよくしてあげる漢方も大切です。数少ない卵子が排卵してくれたとき、最良の状態の心と身体、そしてフカフカの子宮内膜を用意しておきましょう。

「腎」の力を上げる養生法
①睡眠・・・10時、遅くとも11時までに寝て、最低7時間は睡眠をとる
②食事・・・黒いもの、海のものを摂る(黒ごま、黒きくらげ、わかめ、昆布、のり、黒豆、海老、牡蠣等)