高プロラクチン血症

高プロラクチン血症とは
脳下垂体から分泌されるホルモンの一つで、乳線刺激ホルモンとも呼ばれています。通常は授乳期にたくさん分泌され、乳腺を刺激して乳汁の分泌を促しています。このホルモンが、妊娠、出産後でもないのに亢進してしまって、無月経、無排卵、乳汁分泌などを起こすものを高プロラクチン血症といいます。(通常は15ng/ml以下)

高プロラクチン血症の原因
①下垂体腫瘍に起因するも(プロラクチーマ)
②薬剤性高プロラクチン血症・・抗精神病薬、降圧剤、経口避妊薬等を服用されている方
③分娩・妊娠に起因するもの・・分娩後下がらない場合や流産等など
④原因不明なもの・・日常生活でのストレスや生活の乱れ、睡眠不足等でホルモンバランスが乱れたため

②、③、④は漢方治療がおすすめです。
④のケースや潜在的高プロラクチン血症とよばれる、普段はプロラクチン値が正常でも、強いストレスが続いたり、夜間、黄体期に数値が高くなるケース(通常の検査でなく、TRHテストというホルモン負荷検査で診断できます)には、積極的に漢方治療をおすすめします。当店では、第2子不妊のご相談の方に、多いです。妊娠、出産、子育て等で肉体的、精神的の疲れが原因のようにも思えます。

漢方では、疎肝理気剤を用いて、気の鬱滞を巡らし、炒麦芽を用います。それに必要に応じ補腎、養血、活血させます。