子宝漢方の周期療法

漢方で子宝相談を受けるとき、基礎体温を基本にして体質を見分けます

陽虚体質・・・寒がり、手足の冷え、顔面蒼白、舌質淡胖、苔白・・・
         周期が長い
         基礎体温低め
陰虚体質・・・暑がり、ほてり、口渇、舌質紅、苔少
           周期が早い
         基礎体温高め
◎不妊相談の実際からみると、全体的に陽虚体質のほうが大半で、特に若い方は陽虚タイ
プの人が多い。                           

  しかし、排卵誘発剤などのホルモン治療を長く続けた方や、40歳を超えて更年期に近づ
いている方は、
陰虚に傾いている方が多くみられます。

◎周期・・・・多くの場合は周期の長さは卵胞期の長さによって決まります。排卵日が21日目
以上の場合は 
卵胞の発育が遅く、腎陽虚やストレスなどによって「陰の生長」つまり卵胞
の成長がスムーズに
行かないと考えられるので、温補腎陽や理気疏肝が基本的な治療
方法となります.
一方、排卵日が早い(12日未満)場合は、先ず熱(血熱、陰虚火旺、肝鬱化火)や陰陽両
虚も
考えられ、複数の証が重なる場合もよくあります。
◎基礎体温全体が平均より高い場合は陰虚傾向で、平均より低い場合は陽虚傾向と考えますが、体温の高
   さは不定多数の素因によって影響されますので、基礎体温を見るとき、卵胞期の長さのほうが同時期の
   体温よりも確実で、臨床的な意味が大きいです。

※基礎体温は人其々ですが、一般的に基礎体温の高温相は約36、7°C前後で、基礎体温
の低温層は36,
3°C前後でいいでしょう