男性不妊

近年、無精子症、乏精子症、運動率の低下など男性側の「妊娠させる力」が弱いことが原因で子宝に恵まれない事例が増えています。自分では問題ないと思っていても、きちんと検査して自信の身体の状態を把握することが大切です。しかし、男性不妊に対する相談や治療の環境がまだまだ整っていないのが現状で、どうしたらいいのか悩んでいる方も多いでしょう。中国漢方では、男性の様々な悩みに西洋医学とは異なった視点から対策を取っていきます。
知っていますか?
精子が成長するには3ヶ月かかります。
精子には成長周期があります。精巣の中には精子の元である清祖細胞がびっしり並んでいます。そこでおよそ72日間かけて出来た精子は、いったん精巣上体に約2週間貯えられ、そこで運動能力や受精能力を獲得してはじめて一人前の精子になります。

一方、長時間禁欲すると溜まっていた精子が劣化してしまい、受精能力が低下します。いつも元気な精子を作り出すために、週に1~2回は夫婦生活を持ちましょう。
妊娠に直接関係するものでよく見られる精液・精子の異常
①精子の数が少ない
特に1000万/ml未満なら、自然妊娠は難しいとされています
②精子の運動率が低い
運動率が低いと、卵子と出会う卵管膨大部まで到達できない。
卵子の殻(透明帯)を破れず受精できない
③奇形精子が多い
奇形精子は遺伝子情報の欠損や運動率の低下などがみられ、受精しづらい
男性力をあげる中国漢方の知恵!

①精子を元気にするために
精子の運動率、奇形率、数の減少などは漢方では腎虚と考えます。生殖能力を司る「腎」の力を強める事でより元気な精子を作ることができます。また精子の状態は体質や体調と密接な関係があります。胃腸虚弱の方は胃腸を強める漢方を使いながら、「気」(エネルギー)を作り出す力をつけ、腎を補う補腎薬で腎機能を高めます。血行の悪い方は血液循環をよくする活血薬を使い、精子が活発に動けるように、精子を作る力をつけます。
なお、泌尿器の炎症のある場合は精子は熱に弱いため、体内の熱を冷ます清熱解毒の漢方で炎症を抑える必要があります
②EDと性欲低下を改善するために
「腎」を補いながら、ホルモバランスを整える事で、気力、体力が充実し、結果として精子や精液の質が良くなり、性欲や勃起力のパワーアップにもつながります。「腎」を補う漢方は暑がり、寒がりなどの体質によっても使う薬が違います。体質を考慮し、体全体を良くすることで性機能を高めることができます。また緊張・プレッシャー・多忙など、心身にストレスがかかるとEDや性欲低下の原因にもなります。漢方にはストレスを和らげる薬もあります。
③疲れやすい、やる気が出ない時に
血行不良や「気虚」(エネルギー不足タイプ)の方は疲れやすく、やる気が起きません。本人自身がそういう状態だと、当然精子の元気もないでしょう。「気」を補う補気薬を使いながら、エネルギーを補充する事で体が元気になり精子も活発になります。
④ストレスによる体調不良を改善するためには
ストレスはホルモンの分泌を乱します。気血の巡りが悪くなり、イライラ、うつ、不眠などの体調不良だけでなく、性欲低下にもつながってきます。漢方ではリラックスして気を巡らせる疏肝・理気の薬を中心に、ストレスによって起こる体の不調を改善していくことで精子を作る力を高めることができます。
普段の生活の中でも、ストレスを溜め込まないように、深呼吸や運動をしましょう。また、シソ、三つ葉、春菊などの香りのよい野菜や長ネギ、玉ねぎなどの香味野菜を摂ると、気の巡りが良くなり、ストレスを緩和することができます。
⑤メタボで血液ドロドロを改善したい時
血糖値や中性脂肪の値が高いなど、健康診断で「メタボ気味」と指摘された方は血液がドロドロしているために血液の巡りが悪く、造精機能や勃起機能が低下し、EDの原因になります。
血液の流れを良くする活血化瘀の薬と身体に溜まったドロドロ分を取り除く化痰薬で血液をサラサラにし、機能を改善することができます。
それと同時に、生活スタイルの改善も大切なポイントです。タバコを止め、お酒を控えて、体をこまめに動かしましょう。食生活の面でも、脂っこいものや甘いものを避けて、魚、野菜などを取り入れ、あっさりした食事を心がけましょう。

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