漢方で考える不妊とは

漢方的に不妊の原因を考える

 

漢方相談にご来店される方のお話をお聞きするたびに思うことですが、特に女性側はみな心身共にお疲れ状態であるということ。     また、自覚がない方もいらっしゃるのですが、体が内から冷えていて、「生命エネルギーを日々の暮らしにまわすのがやっと」で「赤ちゃんを育むまで手がまわらない」。

例えるなら、「無理なダイエットをしたのち、生理が来なくなった」という話しをよく聞きます。これはダイエットして急激に減ってしまった体液や血液を、生命の維持に最優先する心臓や肝臓などにまわす為に体が勝手に生理を止めてしまうよう仕向けるからです。

妊娠というのは、体のなかで、もうひとり人間を作り出すという大変なエネルギーを要す一大イベントです。特に子宮はたっぷりの血液と栄養で滋養されていなければいけません。それなのに、日々の仕事や人間関係で疲れきっていませんか?     あるいは体を冷やす食べ物で、血液の流れを悪くしていませんか?加工食品や添加物のとりすぎで内蔵を疲れさせていませんか?

そんな状態がいつの間にかあたりまえになってしまい、生命エネルギーが衰えている人がふえています。  衰えた生命力を補うことにエネルギーが費やされるために、子宮や精子などの生殖機能はエネルギー不足になっているのかもしれません。食や生活スタイルの見直しと共に漢方治療を始めてみませんか?

東洋医学的な「腎」と「脾胃」の働き

腎は生殖をつかさどる

一般的なイメージでは「腎」=腎臓。尿を作る臓器というイメージがあるかもしれませんね。東洋医学での意味合いは、泌尿器の働きだけでなく、漢方でいう「精」(せい)という物質(いわば生命エネルギー)の根源がこの腎にたくわえられていると考え、子宮や卵巣もこの腎に支配されています。     そして「腎精」(じんせい)が十分にあれば、生殖機能も元気であり、男性は元気な精子を作り出し、女性は正常に卵巣機能が正常に営まれる、と言われています。     この腎精の働きが低下すると、老化が進み、生殖機能が弱り、泌尿器、骨や歯、耳の働きにも影響を及ぼしたりします。

一般的なイメージでは「腎」=腎臓。尿を作る臓器というイメージがあるかもしれませんね。東洋医学での意味合いは、泌尿器の働きだけでなく、漢方でいう「精」(せい)という物質(いわば生命エネルギー)の根源がこの腎にたくわえられていると考え、子宮や卵巣もこの腎に支配されています。     そして「腎精」(じんせい)が十分にあれば、生殖機能も元気であり、男性は元気な精子を作り出し、女性は正常に卵巣機能が正常に営まれる、と言われています。

この腎精の働きが低下すると、老化が進み、生殖機能が弱り、泌尿器、骨や歯、耳の働きにも影響を及ぼしたりします。  

脾胃は気血生化の源

「脾胃」は東洋医学における一番大きな働きは、食べたものからエネルギーを作り出し、血液を作り出すこと。そしてこの脾胃の働きがしっかりしていれば、気の流れもスムーズに流れます。    各臓腑のなかでも脾胃の働きは、中心的な役割を担っていると言われるほど大事な臓腑です。

この腎精の働きが低下すると、老化が進み、生殖機能が弱り、泌尿器、骨や歯、耳の働きにも影響を及ぼしたりします。