逆流性食道炎③

中医学の立場から
逆流性食道炎の症状を熱証と寒証に分けて弁証論治します
▽熱証▽
1、食滞
症状:呑酸、胸やけ、胃の灼熱感、食臭や腐臭のある噯気、胃がつかえる、食べたくない、
吐き気など
治法:消食導滞、理気和中
処方:防風通聖散合平胃酸
2、肝胃不和

症状:反復する呑酸、胸やけ、胃の灼熱感、吐き気、胸脇部が張る、口が苦い、いらいら、
怒りっぽいなど
治法:清肝理気、和胃降逆
処方:大柴胡湯合香蘇散、熊参丸
3、胃陰虚
症状:乾嘔、嘔吐、小食、食欲不振、食後の胃脘部の不快感、水を飲んでも口渇は改善さ
れない、大便乾結など
治法:滋陰脾胃、降逆和中
処方:麦門冬湯、参苓白朮散

▽寒証▽
1、寒湿内阻
症状:呑酸、胸やけ、胸苦しい、胃がつかえる、食欲不振、よだれや唾が多い、胃部の冷え
や痛み、胃部を温めると気持ちがいいなど
治法:温養脾胃、理気和中
処方:香砂六君子湯、扶陽理中合平胃酸、勝湿顆粒
2、脾胃気虚
症状:呑酸、吐き気、消化不良、食欲不振、大便溏薄、食べるとお腹が張る、腹鳴、疲れや
すい、元気がないなど
治法:補気健脾、和胃降逆、理気化痰
処方:六君子湯、健脾散