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通風

 血中の尿酸量が増えた状態が「高尿酸血症」です。具体的には、多次検査(くり返しの検査)で尿酸値が7mg/dl以上になると高尿酸血症と診断されます。
 高尿酸血症が長く続くと、突発性の通風関節炎を繰り返し起こすようになり、やがて尿酸塩が関節内にたまって瘤のような通風結節ができ、慢性関節炎、関節奇形、賢尿酸結石、腎機能障害などをひき起こすのが特徴です。
 通風・高尿酸血症は遺伝と一定の関係がありますが、環境要因も無視できません。特に乱れた生活習慣は尿酸値を上げる大きな原因となります。この病気のもとには多くの場合、肥満、高脂血症、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病があります。
 また、通風を発生させる高尿酸血症には、他の病気などが原因で血液中の尿酸値が高くなる続発性(二次性)のものもあります。白血病、多発性骨髄腫、慢性溶血性貧血、ガンの化学療法や放射線治療、さらにはチアジド系利尿剤やアスピリンなどの医薬品によって起こることもあります。

症状
 通風の30~40歳代での発病率は、男女の比率でいうと20対1と、圧倒的に男性に多いのが特徴です。
 病気の進み具合からみて、大きく三つの時期に分けることができます。
・無症状期
 高尿酸血症ですが、臨床上の症状は特にみられません。こうした無症状期は、数年から十数年以上続く場合があります。
・急性関節炎期
 通風発作は、通常、午後から夜間にかけて突然発生します。
 9割は一箇所の関節だけに起こり、足の親指の付け根に多発します。その他の部位としては、親指以外の足の指、くるぶし、かかと、ひざ、腕、手の指、肘などの関節にみられます。
 症状は、関節が赤く腫れて、激しく痛みます。発熱や悪寒を伴うこともあります。
 発作の時に血液を調べてみると、血沈速度が速くなったり、白血球が増えるなどの現象がみられます。痛みは1~2時間でおさまるのが普通です。
・慢性関節炎期
 尿酸が関節内に沈着して徐々に増え、発作も次第に頻繁になり、痛みの生じる関節が増えてきます。
 関節は常に通風結節を伴い、長びくと関節が変形を起こし、動きにくくなります。
 通風患者の約1~2割に尿道結石が起こり、これが慢性化すると腎機能を損傷して、最終的には腎不全となります。

通風の漢方薬治療
 尿酸という代謝老廃物は、組織に尿酸塩という細かい結晶をつくって、炎症反応が起こったり、腎臓に結石を作ったりします。
 この結晶や結石を中医学的にみると、「痰湿瘀血」が原因ということになります。
 甘いものや太りやすいものを食べ過ぎたり、深酒で消化吸収機能のバランスが崩れると、余分な水分や脂質がたまって「痰湿」(この場合は尿酸)が生じます。
 痰湿は、血液の中にもたまって血流を妨げ「瘀血」(血の滞り)という状態を引き起こします。
 「痰湿」と「瘀血」というマイナス要素が、相互に働き合って結晶となり関節組織の中で沈着すると、急性の炎症が生じて通風発作を引き起こします。
 そこで中医学による通風の予防と治療のポイントは「活血化瘀」(血流の流れをよくする)と「健脾補腎」(胃腸の働きをよくして消化吸収を高める)ということになり、これによって尿酸の排出を促し、尿酸の生成を抑えることができます。

漢方薬局からのアドバイス
 ①毎日水やお茶などを2000ml以上飲むこと(これ以上の水分は野菜や果物などからとれます)。
尿の排泄量は毎日2500ml以上が必要で、1200ml以下になると尿道結石の危険性が高まります。
②低プリン体食品、低脂肪、低カロリー、低タンパク質の食事により肥満の解消に努めます。毎日のタンパク質の摂取量を0.8~1.0g/kg(標準体重)に抑え、なるべく牛乳や乳製品、豆類食品からとるように心がけましょう。
③野菜、果物などのアルカリ性食品を多くとること。
 次の食品は、なるべく控えるようにしましょう。
(1)高プリン体食品:たとえば、動物性内臓(もつ)、肉類のスープ、イワシ、ハマグリ、カニなど。
(2)深酒:ある人の実験では、一瓶のビールで血中の尿酸値が二倍に増えたそうです。
(3)塩分:通風の人の場合は、なるべく毎日6g以下にすること。食塩中のナトリウムが尿酸の体内沈殿を強める作用があるからです。

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