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高コレステロール・高脂血症

 血液中に含まれる脂肪成分が、異常に増加したものを高脂血症といいます。血液中の脂肪成分には次の四つがあります。
(1)コレステロール、(2)トリグリセライド(中性脂肪)、(3)リン脂質、(4)遊離脂肪酸。
 この四つのうち、臨床的に問題となるのは(1)が多い場合の高コレステロール血症と、(2)の高トリグリセライド血症です((1)との合併もあります)。
 この①と②の両者を合わせて、それぞれ正常値の範囲より高いものを、高脂血症と総称します。

原因 
 高コレステロール血症の原因となる病気は、代表的なものがネフローゼ症候群、ついで胆道閉塞、甲状腺機能低下症、糖尿病、クッシング症候群などがあげられます。病気以外にも、脂肪分の好きな人、精神的な疲れやストレスなどによっても値が高くなります。あるいは本態性高コレステロール血症のように、細胞膜におけるコレステロール処理の障害で数値が高くなる場合もあります。このような場合に動脈硬化をやはり悪化させますので、食事などの注意が必要です。
 高脂血症は遺伝的素質で現われることもあり、近親者や家族内に数値の高い人があるものです。これを家族性高脂血症ともいいます。優性遺伝の高脂血症もあります。
 健康体の基準値は総コレステロール220mg未満、LDLコレステロール140mg未満、HDLコレステロール40mg以上、中性脂肪(トリグリセライド)150mg未満とされています。

高脂血症の漢方薬治療
 生活習慣病と言われている肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病など、動脈硬化を招く病気には漢方でも体重の管理、食生活の改善、適度の運動など、日頃の養生が基本になります。
 肥満解消の主役は食事の減量ですが、その上で新陳代謝を促進し、脂肪の消費を早める目的で九味半夏湯(扁鵲)、防風通聖散、防已黄耆湯などの漢方薬を併用します。

 狭心症や心筋梗塞、腦卒中など動脈硬化性疾患そのものを予防したり治療する目的で、中国政府が国家プロジェクトで取り組んで開発した「冠心II号方」という効果のすぐれた漢方薬があります。この処方の主薬となる丹参はサルビアの仲間シソ科タンジンの根を乾燥したもので、一緒に配合されている紅花(キク科ベニバナの花)との組み合わせは血液中のコレステロールを正常化するだけでなく、活性酸素を除去して血管の老化を防いでくれることが確認されています。

 「冠心II号方」は日本で入手出来ませんが、それを基にして作られた冠元顆粒という生薬製剤が「中年以降、または高血圧傾向がある方の頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸に。」の効能で厚生労働省の認可を受けて市販されています。

漢方薬局からのアドバイス
 最近になって健康体の基準値は総コレステロール240mg未満と改められたのですが、多くの病院の検査では総コレステロール220mg未満の数値が依然として使われています。
 また、調査文献ではコレステロール値が240~260mg/dLの人が最も総死亡率が低くなっていることや、コレステロール値が基準値より低い人の場合も総死亡率が高まってしまうことを一般の人には知らされてないのが気になります。

 遺伝、糖尿病、肥満、高血圧などの他の動脈硬化危険因子の無い人であれば総コレステロール280mg/dL未満で良いとも言われていますので検査数値に過敏にならないことが大切です。
 高脂血症治療薬のリポバスやメバロチンなど、HMG-CoA還元酵素阻害薬は肝臓のコレステロール合成を阻害するだけでなく、体の若々しさを保つコエンザイムQ10の合成も阻害していることや、他様々な副作用も承知の上で、薬をもらって下さい。

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