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変形性関節症

  中高年のひざの痛みの病気のなかで、もっとも多いのが変形性膝関節症です。また腰痛の原因はさまざまですが、起床時や歩き始めに腰が痛い症状は変形性脊椎症の病気である場合がよくあります。これらは加齢による筋肉の衰え、軟骨の老化現象といえるものです。どんな病気でもそうですが、悪くなってから治療するよりも初期のうちに予防することが大切です。

ひざが痛い・・・変形性膝関節症
 変形性膝関節症はその名のとおり膝が変形して痛みがおこってくる病気です。主に大腿骨と脛骨の先端を覆っている関節軟骨がすり減ってしまうものです。関節軟骨は硬い骨が直接ぶつからないようにクッションの役目をしており、そのために関節はスムーズに動くことができるのです。ところが、この軟骨がすり減ってくると、関節の摩擦が大きくなり、それが周囲の神経を刺激して痛みを生じます。また、すり減った軟骨のかけらが滑膜を刺激すると炎症がおこり水がたまります。症状はおおむね次の順に現れてきます。
(1)膝関節のこわばり感・・・朝、歩き始めに重くなる。
(2)歩行時に痛む。
(3)足の曲げ伸ばしが不自由になり、正座ができない。
(4)膝に水がたまる。・・・腫れて熱感をもつ
(5)膝を動かすとゴキゴキと音がする。・・・摩擦音
(6)膝の変形…関節の内側の軟骨がすり減ることが多いのでO脚になりやすい。

腰が痛い…変形性脊椎症
 老人に多い腰痛のひとつに変形性脊椎症があります。背骨と背骨の間にある椎間板や軟骨の老化によって水分が減り、椎間腔が狭くなったり、椎体の骨の先がめくれて、トゲのようになっています。金づちを何十年も使っていると先がすり減ってめくれてきますが、それと同じような状態となります。また靭帯にも石灰が沈着しています。脊椎全体が油切れになったような状態となります。そのため寝返りを打つときや起き上がるとき、立ち上がるときなど、いわば油がまだ回っていない動き始めに痛みが起こります。また、冷えると強い痛みが起こるのが特徴です。

変形性関節症の漢方薬治療
 変形性膝関節症をはじめ、変形性脊椎症、これらの病気はかつてはそれほど多くなかった病気ですが、高齢化社会が進むにつれ大変多くなってきました。これらの痛みは、主に関節を動かすと痛い「運動痛」や体重が関節にかかると痛い「荷重痛」です。従って、痛いといって鎮痛剤ばかり連用するのではなく、生活習慣の注意と軟骨の老化を防ぐ、筋肉を鍛えて強化することが治療の基本です。どのような痛みにどんな薬が適当か、正しい薬の選び方、用い方、またどんな養生法が必要かご指導いたします。ひざの痛み、腰の痛み、その他の痛みでお悩みの方、常日頃から痛みの研究をしている健康相談薬局ジローへご相談下さい。

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